海外は高齢化社会なのか?

日本では年々社会の高齢化が進んでいますが、海外ではどのようになっているのかご存じですか?

医療の発達は日本に限ったことではなく、世界の先進国でも平均寿命が伸びていたり、高齢化が進んでいたりしていますが、人口比率で「高齢化社会」が「高齢社会」になるまでのスピードは、日本がダントツで速かったという結果が出ています。

例えば高齢化率が7%から14%と倍になるまで要した年数がフランスで114年、スウェーデンで82年、アメリカが約69年、イギリスで46年、ドイツが40年かかっていますが、日本では24年ともっとも速く、日本社会の高齢化がいかにスピーディであるかがわかるかと思います。

また2010年の主要各国の高齢化率は、もっとも高い部類のイタリアとドイツでそれぞれ20%台ですが、日本では23%台とスピード・比率共に日本の高齢化が顕著であることがよくわかります。

先進国であればあるほど高齢化が進む要因が揃っていることはわかりますが、日本の高齢化が急激に進んでいる背景には、かつてのベビーブームによる一部の人口過多があるとされています。

ベビーブーム以降は出生率が少しずつ低下し、今度は社会の高齢化にくわえて「少子化」という現象まで問題視されていますよね。

出産率の低下や未婚化・晩婚化で少子化が進み、さらなる高齢化社会を生み出しているのは日本だけではありません。

EU諸国では少子化を防ぐための社会保障政策が確立されていることもあり、日本のように急激な少子高齢化が進むのではなく、少子化・高齢化ともにゆるやかになっている理由のひとつになっています。

日本以外の国でも社会の高齢化は少しずつ進んでいます。

医療やインフラが整備され、国民ひとりひとりの生活が豊になってくると、結婚や出産が「最高の幸せ」と思わない人も増えてきます。

ライフスタイルや考え方、価値観の変化も、各国の高齢化や少子化を進めている原因なのかもしれませんね。